学園と寮での生活について綴った日誌
The Little Mermaid



今日はじめじめと蒸し暑い。

天候が驚くくらいころころ変わるので体の方も少し疲れてきている。

夏休みだと言うのに何をしようという気にもなれなく、部屋で先日何冊か借りてきた本の山を壊すように端からパラパラめくっていた。


「ん?…あぁ。なつかしい。」

借りた記憶は無いが紛れ込んでしまっていたのだろうか。

人魚姫。アンデルセン童話なんて…
幼い頃によくエルフリーデやハインツと読んだっけ。

愛する人のために自分が恩人だということも、自分の気持ちも伝えられないまま海の泡となった美しい姫…ー。
感動と切なさと、なぜだろう。なぜだか少しだけ同感してしまった。

23:35 (27ago)ブルクハルト comments(0) trackbacks(0)
涼しげな休憩


昼休み――

暑すぎるくらい天気が良いので中庭の木陰で読書をしていた。

そろそろ本当に夏本番って感じだ。

ただ文字をなぞっているだけなのに、額に汗がにじむ。


『ポロン…ー♪ポロン…ー♪』


かすかに風に乗って聴こえてくるチェロのチューニング音。

しっかりとしたメロディーではないもののとても優しい音色にいつの間にか本を読む目を止めて聞き入っていた…


まるでこの暑さを風と共にどこかえ静かに連れ去ってくれるようで。


こんな心地好い時間を味わえるのなら、この暑い夏も悪くないかもしれない。
12:44 (27ago)ブルクハルト comments(0) trackbacks(0)
夕暮れのティータイム



太陽が傾きかけてだいぶ辺りがオレンジ色の世界に変わり始めてきた。

日中は暑くなるものの、やはり夕暮れ時になるとまだ少し肌寒い気がする。




時々開かれる小さなティータイム…

部屋にダージリンの香りがささやかに漂い向かいには無愛想な彼――


僕はこの時間も彼のことも嫌いではない。

むしろ好んでいるほうだ。

同室になってから彼の印象が変わったのは明らかだ。

ちょっと感情をうまく出すのが苦手なだけで音はとても優しい。

元にこうして口ではめんどくさがるが、毎度僕とのお茶会に付き合ってくれている。



あぁ…――


あと数時間もすればまた君は何処か僕の知らない場所へ行ってしまうのかい…?


この優しい時間がいつまでも続けばいいのに。


暖かくて少し切ないティータイム。

16:46 (27ago)ブルクハルト comments(0) trackbacks(0)
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