学園と寮での生活について綴った日誌
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図書館独特の本の匂いと
ページをめくる小さな音が聞こえるくらい、静かで落ち着いた空間。

自室やサロンでもいいのだけれど、読書をするなら静かで集中できる図書館がいいわね。


ふと、その静かだった空間が少し騒がしくなり、本に向けていた意識を辺りへと向ける。

明らかに本を読みに図書館に来たとは思えない
本棚に隠れるようにして、ある一点を見つめている女子生徒が数人。
何やら頬を赤く染め、ヒソヒソと話しているようだけれど…

彼女達の視線の先を追うと、一人の男子生徒。
あれは確か…ミスター・グラシア、だったかしら?


あぁ、成る程。
彼女達は彼を追ってここまで来たのね。

彼女達の視線を一身に受けている彼はどんな人なのだろう
そんな興味心から、読みかけだった本に栞を挟み閉じ
私の興味は手元の本から彼へと移った。

一見するとクールで、少し近寄りがたい雰囲気だけれど
きっと彼女達の心を掴む何かがあるのね。

興味深いわ。

彼に声をかけてみよう、と席を立ったところで止まる。

今話しかけては、本を読んでいる彼の邪魔になるし
この静かな空間を壊してしまうわ。
もっとも、彼を追ってきた彼女達の声で、既に静けさはあまりないのだけれど…

それに、ここで話しかけたら彼女達はあまりいい気はしないでしょうし。


あぁ、そういえば、もうすぐランチェスターでティーパーティーがあったわね。
あまり乗り気で参加するような方には見えないけれど…
もしもお会い出来たら、色々とお聞きしたいわね。

そうね…
まずは、オススメの本なんて聞いてみようかしら。


あぁ、ティーパーティーが楽しみだわ。
15:00 (14ago)エリヴィラ・イロナ・ツェレンスカヤ - -
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