学園と寮での生活について綴った日誌
The direction of the wind



程よい日差し、肌を撫でる心地よい風…

そして、極上のダージリン。

この僕がインドから取り寄せた、最高級ダージリン.セカンドフラッシュさ。
んん…いい香りだ。


ここでこうして、紅茶を楽しむのもあと僅かか…

まあ、何処に居てもこの僕の気品と優雅さは、さほど変わりはないけどね…!


そうだな、強いて言えば…
彼らと顔を合わせる時間が減るくらいかな?

ああ、ほら…


噂をすれば、向こうに見えるのは僕と同じ、プリフェクトを務めるアルマン。

それにしても…彼はいつも忙しそうにしているね。
たまには、この僕の様に優雅に時間を過ごしたらいいのに。


見てごらん。
今日はね…手紙が届いたんだ。

勿論、僕の可愛い妹、マーガレットからさ。
「大好きなお兄様にお会いできるのが楽しみ」
なんて書いてあるんだ。

ね、可愛いだろう?
可愛くて、気だてが良くて、笑顔がとてもチャーミングな、
僕の自慢の妹さ。

こんな風にずっと一緒に居られたら、幸せだろうね…。


「チャールズ!」

ふと、大きな声で呼ばれ振り向くと…

「何だ、アルフレッドか。」
もう一人のプリフェクト、アルフレッドがすぐ横に立っていた。

「何だはないだろう、折角捜しに来てやったのに。アルマンがお前の事を捜してたぜ」

「ああ、そうか…。わかったよ。
それよりも…君も一緒にどうだい?最高級ダージリン………??

そこまで言いかけて、時が止まった。

彼の手につかまれている手紙。
その…
差出人の名は…


「アルマンが呼んでいるのだったね」
おもむろに席を立ち、その場を離れる。


何故だ、何故なんだマーガレット。

あんな奴に手紙を送るなんて…っ!!


…さっきよりも少し肌寒い風が、僕の背中を撫でて通りすぎて行くのを感じた…。

14:31 (30ago)チャールズ comments(0) trackbacks(0)
クローゼットとネズミの関係


学園のオープン・キャンパスは、随分と賑わったみたいだね。


アルマンは相変わらず忙しそうだったけど、何か大変な仕事でもあったらしい。

まあ、彼は忙しくしているのが好きなのだからいいけれど。


ジェ・・ジェイコブはミス・オーウェンに捕まって、こっぴどく怒られていたなぁ。

ミス・オーウェンの怒鳴り声は心臓に悪くてね。
どうも苦手だ。



下級生のランディは、クローゼットとネズミがどうしたとか話していたけれど・・・

何かあったのだろうか?



途中でアルフレッドに連れ去られたから、最後まで聞けなかった。



まあ、どうせまた、下らないことだろう。
22:40 (30ago)チャールズ comments(0) trackbacks(0)
君の名は



あ・・・ねぇ、そこの君。

そう、眼鏡の君。



寮の鍵を落としたよ。これって君のだろう?




あれ・・・君、前にどこかで会った?


確か名前はジャスミン・・じゃなくて・・・
ジェイソンじゃなくて・・・


おっと、まだ言わないでくれたまえ。
もう少しで思い出せそうだ。


ジャック・・・?いや、ジェイド?


ああ、思い出したよ。 『ジェイコブ』だ!!


え?違うのかい??
『ジェイミー』だって?


ははは、すまないね。

僕は人の名前を覚えるのが苦手なんだ。



お詫びに、さっき女の子たちから貰ったスイーツを、どれでも分けてあげるよ。




これはエミーから。これはクリスティーから。

こっちはジュディから。それはティナから。

あとはティルダから・・・・



ん?



孵に落ちない顔をして・・・どうしたんだい?




おっと、ティータイムに遅れてしまうから、僕は行くよ。




じゃあまた、ジョナサン。

10:42 (30ago)チャールズ comments(0) trackbacks(0)
ポストマン


今日も相変わらず、アルマンは機嫌が悪いらしい。


カレッジを吹き抜ける初夏の空気は澄んでいて、
優雅なティータイムには申し分ないのに・・・



不思議な男だなぁ。


一体いつも何を忙しくしているのだろう?



そういえば・・・・

さっきは、『学園新聞の締め切りは今日だと言っただろう。忘れたのか!』って騒いでいたな。



仕方ない。

忙しく駆け回っている彼のために、原稿を執筆しようか。



その前に、紅茶を一杯。


マスカットフレーバーの薫り高いダージリンもいいけど、
濃い目のミルクティーにはウバが合う。

もう少し暑くなったら、ディンブラでアイスティーも悪くないね。



『在校生の皆さんへ。

この度、第一寮エディントン監督生に就任した・・・』




・・・・おや?



あそこに見えるのは、郵便馬車じゃないか!

可愛い妹のマーガレットから手紙が来ているに違いない!


これは直ぐに受け取りに行かないと。




『あとは君に任せたよ、アルマン。by.Charles』
00:36 (30ago)チャールズ comments(0) trackbacks(0)
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