学園と寮での生活について綴った日誌
St.Valentine's Day


クリスマス休暇も終わり、新学期が始まって随分経つ。
しばらく平穏な日々が続いていたかと思ったのに…
昨日がバレンタインデーだってことをすっかり忘れていたよ。


朝起きたら、寮の僕の部屋のドアの前に
大量のプレゼントが届いていた。
花束やらお菓子やら…
こんなにたくさん…いつ持って来たんだろう…?

ハウエル先輩や、ラングフォード先輩や、スペンサー先輩の部屋にも、
たくさんのプレゼントが届いていたようだよ。
さすがにあの三人には敵わないね。

そして、授業へと向かうと、
僕のロッカーにもプレゼントとカードが。
カード…差出人が分かったら、お礼をしなくてはね。
と、見てみると…

"From Your Valentine."
誰だろう。
全然心当たりがないんだけれど…


…やぁ、グレン。おはよう。
そのプレゼントは…
君も誰かに貰ったのかい?
それとも、誰かに贈るのかな?
君も隅に置けないな。

ああ。そろそろ行かないと、授業に遅れてしまう。
じゃあ、僕はこれで。
20:45 (30ago)ブレア comments(0) trackbacks(0)
平穏なる日々



新入生もそろそろここでの生活に慣れてきただろうか?

結局帰省しないまま終わった夏季休暇。
入学式の式典係となった忙しさを理由に…
というのは表向き。

帰りたくなかった。
僕がここに居ることで、平穏に済むのならば
そのほうがいい。

いつもの日常に戻って
こうしてプライベートの時間が増えると
つい色々と考えてしまう。
僕の悪い癖だろうか…

忙しさに追われていた時のほうが良かったかもしれないと
ふと思った。
10:21 (30ago)ブレア comments(0) trackbacks(0)
The best season for reading


時折窓から入ってくる風の冷たさが心地良い。
いつの間にか、すっかり『秋風』と呼ぶに相応しいものになっていた。

こんな過ごしやすい日は、図書館に行くに限る。
ミス・キャニングが、新入生のために最近書棚に加えたという本を
見せてもらい、そのうちの何冊かを借りてきた。

その帰り道――
大きな荷物を抱えていた人物とぶつかってしまった。
廊下に散らばった荷物を拾い集めて手渡す。


大丈夫ですか?
ああ…ジェイミー。君か。

入学式の準備を手伝ってくれてありがとう。
きっとルークが無理やり連れてきたんだろう?
今度何かお礼をしなくてはね。

それで…これは何処に運べばいいのかな?
手伝うよ。
10:16 (30ago)ブレア comments(0) trackbacks(0)
季節は巡り…


吹く風の温度に
空に浮かぶ雲の形を見る度に
夏の終わりが近付いていることを感じる。

来週末にもなれば、帰省していた皆が
段々と寮に戻ってくるだろう。

この入学式の準備も大詰めだ。
頼んだよ、ルーク。
その有り余っている元気は、皆のために使ってほしいな。
君なら、これくらいの荷物を運ぶことなんて
全然平気だろう?

新入生を迎える寮の準備はどうだろうか。
あとでミス・プライスに手伝えることはないか、聞いておこう。

ああ、それと…
新入生歓迎会の準備も気になるな。
今日にでもランディとグレンの練習を見に行ってみよう。

……どうした? ルーク
そんな顔をして。

これでも監督生の仕事に比べたら、まだまだ少ないほうさ。
先輩達はすごいな。

それじゃ、僕は音楽室に行ってくるから
後を頼んだよ。 
12:11 (30ago)ブレア comments(0) trackbacks(0)
Armonioso



音楽室からピアノの音が聴こえる。
ランディだろうか。

彼が新入生歓迎会の演奏者に選ばれたと聞いて驚いたよ。
僕は、ランディがピアノを弾けるとは知らなかったから。

同じく演奏者に選ばれたグレンとも上手くやっているようだ。
「あいつ、なかなか練習に来なくて…」
とランディは言っていたけれど…
フフ…
ちゃんとチェロの音も聴こえてくるよ。

それにしてもすごいな。
まだ二年生だというのに、この演奏…
これは、新入生歓迎会が楽しみだな。



…さて。休憩はこれくらいで終わり。
続きをやろうか、ルーク。
数学だけじゃなくて、他の宿題までほとんど手付かずだったなんて…
いつやるつもりだったんだい?

今日の分の宿題が終わったら、
また入学式の手伝い、よろしく頼んだよ。
君が手伝ってくれて本当に助かるよ。

先日のオープンキャンパスでは君も新入生を案内したんだろう?
どうだった?
彼らも早くこの学園に馴染んでくれるといいね。

さぁ、もう少し。頑張ろう。

12:30 (30ago)ブレア comments(0) trackbacks(0)
目標、そして望み



先日、たくさん届く手紙に困っていることを
ハウエル先輩に相談してからというもの、
それきり手紙が来なくなったんだ。

さすがはハウエル先輩。
無事解決してくださったのだろう。
今度会ったら、お礼を言わなくては。
僕もあんな風に、後輩から頼られる先輩になりたいものだよ。


夏季休暇が始まってから、
多くの学生が帰省していくのを見送った。
帰る先に待っている人が居るというのは、
それだけで嬉しいものだよね。
とてもささやかだろうけど、幸せなことだよ。
どうか、充実した休暇であらんことを…



どうやら今日も暑くなりそうだ。
数学の課題がたくさん出ていることだし、
午前中のうちに終わらせてしまおう。

午後は、先生に頼まれた入学式の準備の予定だ。
今のままだと夏休み中に全ての準備を終えるには
ちょっと人手が足りない気もするけれど…
せっかくリーダーを任されたんだ。
僕が頑張らなくては。

09:50 (30ago)ブレア comments(0) trackbacks(0)
学園での生活



こんにちは。
君は新入生かな?
それとも見学に来たの?

ああ…自己紹介がまだだったね。
初めまして。
僕はブレア。ブレア・ザドック・ルーベンス。
この秋からは6年生になるんだ。
よろしくね。

ここは施設も充実していて、環境も良くて、
勉学に励むには最適の学園だよ。
中には時々課題を忘れる、困った生徒もいるけれどね。
あぁ…彼の場合は時々じゃなくて、いつものことか…


え?
このたくさんの手紙は何かって?
まさか…違うよ。
ラブレターなんかじゃないよ。

最近、頻繁に送られてくるんだ。
しかも決まって無記名で。
封筒や筆跡から、同一人物によるものだとは思うけれど…

例えば、これ…
「いつも貴方のことを見ています」
…と、これだけ。
ちょっと…困るよね。

ああ…そんな不安そうな顔をしないで。
これから監督生のハウエル先輩に、相談に行くところだったんだ。
きっと先輩が良い解決方法を考えてくださるよ。
だから、大丈夫。心配ないよ。

…その前に、サロンに寄っていこうかな。
シェフご自慢の料理と、パティシェ特製のスウィーツ。
きっと君も気に入ると思うよ。
一緒に来る?

22:06 (30ago)ブレア comments(0) trackbacks(0)
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