学園と寮での生活について綴った日誌
僕らの体温

薄暗くなり始めた室内 

明かりを点け、テーブルの上に楽譜と本を放るように置いた。 





ベストを脱いで椅子の背にかけ 

次いで、軽く息をつきながらタイを緩める 




目線だけ向けた反対側のベット 

そこに横たわる一つの人影



窓から夕日が差し込み、逆光で相手の顔色は見えないが・・・ 



たぶん、今朝より症状は悪化している。 

ミス・ラファネルが日中ずっと看病をしていたんだろう。 




ベットの脇に腰を下ろし額のタオルを取ってやると 

それは熱がこもり明らかに役目を果たしていなかった。 



彼の枕元の書類に目を移す。 



今朝、彼の様子を見に来たドランスフィールド先輩が頼みがあると、 

その場に居合わせた僕に置いていったものだ 





内容は監督生主催で開催される恒例の上級生のみのお茶会。 



今年はウェントワース校との交流会も含まれるらしいけど 

大体、こんな陳腐な企画を考えるのは一人しかいない。 



発情期の犬のつもり? 

フン、
馬鹿らしい。 






「ごめん・・・」 


「何が?」 


「・・本来なら僕が手伝うのに、君になってしまって・・・」 


「別に、君が謝る必要はない。特に断る理由も無かったし」 







それに今日のランディの浮かれ具合・・・ 

もしも二人きりになったとしたら 





本当に最悪だ。
 

 
05:22 (30-27ago)グレン comments(0) trackbacks(0)
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