学園と寮での生活について綴った日誌
セピアの旋律


『ちょっとグレン!』


「そうやっていちいち僕の事に口を出さないで欲しいな」

『グレン!!』


バタン!!!


ベッドに身を投げ大きく深呼吸をする


何気なく
視界の隅に入ったカレンダーに目をやった



この不公平な世の中で。

最も平等に与えられた時間は、
人それぞれ決まっている


その中で僕は――
今しかないこの時間は、
僕のこの先の為にある



生まれた時既にあった道筋を
真っ直ぐ歩む為の…


ここは自分にとって
一生で一番浅く短い場所だ



ただ真っ直ぐ歩む為の――――


他人からしたら
生き急いでるように見えるだろうか?

いや、そう考えるのが愚かしいな。



人は一生が短いと思うからこそ
何かを追い求め悩み…そして貪欲になる



あほらしい。


その通過点の一つに過ぎないのに
今更こんな考えをするなんて相当自惚れてる


だけど時間は待ってはくれやしない――


僕は、この選択に後悔はない。



遠くからピアノの旋律が耳に入ってくる

「ランディか…」



キィ…パタン―――

馴染んだ静かな空気を背中の後ろで感じ、

ゆっくりと瞼を閉じた
18:39 (30-27ago)グレン comments(0) trackbacks(0)
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